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POCOPOCO JOURNAL

編み始める前に。かぎ針編みの編み図を読む4つのヒント

針を持つ前に、用語・材料・ゲージ・繰り返しをひと確認。初めての編み図で迷ったときに使える、小さな読み方ガイドです。

約3分で読めます

糸とかぎ針、ノートを並べた作業机のイラスト
AI生成イラスト。編む前の準備を表したイメージで、実際の編み図ではありません。

気になる作品を見つけて編み図を開いたら、記号や数字が並んでいて、どこから見ればよいか迷うことがあります。そんなときは、すぐに最初の段を編むより、説明の中から必要な情報を先に探してみましょう。全部を暗記する必要はありません。「分からなくなったら、ここに戻る」という場所を見つけるつもりで読むと、取りかかりやすくなります。今回は、かぎ針編みの編み図や文章パターンを読む前の4つの確認です。

  1. 最初に、そのパターンの用語を確かめる

    英語のパターンでは、アメリカ式(US)とイギリス式(UK)で同じ編み方の呼び名が違います。例えば、USのsingle crochet(sc)はUKのdouble crochet(dc)に当たります。文字だけを見て、知っている編み方だと決めつけないことが大切です。まず使用している方式の記載と略語表を探し、特殊な編み方や図記号はその作品の説明を確認しましょう。別の動画や一覧表を参考にするときも、方式が同じか確かめてから使います。気になる略語だけ付箋に書けば、長い一覧を毎回探し直さずに済みます。

  2. 材料と完成サイズを、ひとまとまりで見る

    次に、作りたいサイズと、そのサイズに必要な糸や道具の記載を確認します。複数サイズの数字が並ぶ場合は、自分が使う数字を先に選んで印を付けると読み進めやすくなります。糸と針を手元に並べ、パターンの材料欄と照らし合わせてみましょう。指定と違う糸を使いたいときは、見た目が似ているだけで同じ仕上がりになるとは考えず、次のゲージの確認へ。準備の段階で分からない項目があれば、その場所を残しておき、作者や販売元の説明を確認してから進めます。

    小さな編み地と定規、かぎ針を並べたイラスト
    AI生成イラスト。ゲージの数値や編み方を示す図ではありません。試し編みは各パターンの指示に従ってください。
  3. ゲージは「針のサイズ」と分けて考える

    ゲージは、決められた幅や高さの中に、何目・何段が入るかという目安です。針のサイズが書いてあることと、自分の編み地が指定のゲージになることは別なので、作品に合った確認が必要です。パターンに試し編みの指示がある場合は、指定の糸・針・編み方で試し、測る範囲や仕上げ方もその説明に従いましょう。ここでは一律に「何センチ編めば十分」とは決めません。特に身に着ける作品では、いきなり本体を進める前に、ゲージと完成サイズの両方に目を通しておくと判断の材料になります。

  4. 繰り返しの範囲を、指でたどってみる

    文章パターンのアスタリスクや括弧は、繰り返す操作を示すことがあります。ただし、括弧には同じ目にまとめて編む操作など、別の使い方もあります。「括弧があるから全部繰り返す」と決めず、前後の文章と注記を読みましょう。編む予定の段を最後まで読み、繰り返しの始まり・終わり・回数を確認します。段末に示された目数は、追加で編む指示ではなく、その段の合計を表す場合があります。読み方が曖昧なところで立ち止まることも、編み進めるための準備のひとつです。

参考リンク

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